アロマテラピーサロン/カオン

Herbal Therapy Salon
カオン(成城・豊洲)
カオン筑波ハーブ農園にて育まれたハーブを、ハーブマスクやハーブバス、フレッシュハーブティーなどでお客様にお楽しみ頂いております。
www.caon.jp

リフレクソロジーサロン/セレブステップ

Hibrid Reflexology Salon
セレブステップ 銀座
セラピストの洗練された施術と空間との調和を感じながら心と身体を優しく癒す事ができます。
www.celebstep.com

リフレクソロジースクール/銀座ヒーリングアカデミー

銀座ヒーリングアカデミー
銀座
アロマセラピー、ハイブリッド・リフレクソロジー、ハーブ、SPAセラピーなどハーバルセラピー/自然療法全体を学ぶ事ができるスクール。
www.foot-body.com

ハーブのある暮らし No.1

①ハーブとの出合い

もともとは千葉県の田園地帯で生まれ育った私が、夫の実家がある京都に来たのは、20年前。それから数年経って子供が生まれ、新米ママで忙しいながらも、両親や友人とも遠く離れ、仕事も辞めて、社会から取り残されたようで寂しくなっていたときに、「なにか植物を育ててみようかな」と園芸店を訪れたのでした。
 
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そういう風に、植物に元気づけてもらおうと思ったのも、それまでの経験が影響していたのでしょう。
思い返せば子供の頃、春には両親とのびるを掘ったり、くこの葉を摘んだり、つくしやわらびを採ったりしたものです。祖父母が花作り農家だったので、収穫の手伝い(邪魔?)もしました。
また、高校生のとき留学していたミシガン州のホームステイ先で、自家農園で穫れたキュウリをピクルスにしたとき、家のそばの野原に野生化していたディルの花と葉を摘んできて、ピクルスの瓶に入れたのは、鮮烈な印象です。そのディルを摘んだときに立ち上った、さわやかで独特な香り。「ただの草にこんな素晴らしい香りがあるなんて!」と驚きました。


「大草原の小さな家」や「赤毛のアン」。子供の頃夢中で読んだ本のような、暮らしへのあこがれは、ずっと私の中にあったのです。便利なものの少ない時代に、手に入る材料で、自分が採ったり、育てたり、作ったりしたものを、大事に使う暮らし・・・。いつかは私もそんな暮らしがしてみたいと思っていました。

 
さて、園芸店で、ふと思いついて選んだ4つのハーブの苗。それが、今私がハーブのスペシャリストになったきっかけです。そのハーブは、《スペアミント》《ペニーロイヤルミント》《ベルガモット》《フリンジドラベンダー》でした。
ハーブがまだこれほど知られる前ですから、今思うと、よくそれだけのハーブが、町の園芸店にあったなあ、と思います。しかも、なんの下調べもなく行って、勘で選んだ4種類。一緒に白くてかわいい鉢と、おそろいの受け皿を4つ買いました。
 
簡単に4つのハーブを紹介します。
* 《スペアミント》はミントの中でも香りがマイルドで、ハーブティー、料理、デザートによく使われるハーブ。
* 《ペニーロイヤルミント》は、小さな葉にペパーミント系のメントールの香りがすがすがしいハーブ。ハーブティーや料理には適さない成分も入っているので、香り付け程度に使いますが、香りが素晴らしく、段菊のように咲く。ピンクの花がとっても愛らしい。
* 《ベルガモット》は、ベルガモットオレンジに香りが似ているところから呼び名がついたハーブ。アメリカの先住民は古くから、健康にいいお茶として飲んでいました。タイムのような清潔感のあるさわやかな香りに、夏には、タイマツのような、鮮やかな花が咲きます。
* 《フリンジドラベンダー》は、春に花の咲く種類のラベンダー。シルバーの枝葉に、やさしいラベンダー色の花。香りもほのか。

ハーブについて何も知識のなかった20年近く前の私ですから、その4種類のハーブを白い鉢に植えて、ちょうど今と同じ季節、11月頃、家の中のよく日が当たる棚に並べておきました。
毎日水をやっては、葉に触れて香りを楽しみ、ハーブの洋書を読んで使い方を学んだりしているうちに、子供の頃からの夢・・・・世界中を旅して、見たことのないものをいっぱい見て、食べたことのないものを食べ、たくさんの人に会い、そして、帰ってきたらそれを人に紹介する仕事がしたい・・・が、よみがえってきました。

縁あって、若くして家庭の主婦になり、そんな夢も忘れかけていましたが、ハーブがまたそれを思い出させてくれたのです。
結婚して幼い子供もいて、世界中旅することはかなわないかも知れないけど、ハーブを育てて、世界の暮らしを知ろう。バーチャルな旅をしよう!とそうしたら、元気が湧いてきました。

春になり、庭の一部を耕し、4つのハーブを植えました。一緒に10種類ほどのハーブと、シャスターデージーの種もまきました。その時のハーブの一部と、シャスターデージーは、今も毎年芽吹き、かわいい花も咲かせます。
それから、私のハーブと一緒の世界旅行が始まったのです。




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sakakida.jpg執筆:榊田 千佳子
ジャパン・英国ハーブソサエティ会員
上智大学外国語学部卒業。米国留学中にハーブと出会い、現在自宅にて200種ほどのハーブを育て、ハーブの楽しみ方を講演、教室等で提案する。著書:「アロマな毎日~あたらしい自分を見つけるとっておきの7days~」(角川書店)。「ちょっと気ままなハーブのはなし」(誠文堂新光社)共著に、「ハーブ スパイス館」(小学館)など。S&B食品のハーブ専門サイト「とっておきのハーブ生活」を制作・監修中。

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