caon ハーブ農園「ハーバルライフレシピ」
今月のcaon おすすめハーブ
ミント
レモン系ハーブ(レモングラス、レモンバーム、レモンバーベナ)
ミント類
学名:Mentha spp. /分類:シソ科・ハッカ属/高さ:草丈20〜50cm/ 多年草/開花期:8月〜9月/性質:耐寒性
○ミントはこんなハーブ○
ハーブのさわやかなイメージにぴったり合うミント。スッとした清涼感と独特のクールな香りが夏に最適です。品種によって葉の色や形、香りが多少異なりますが、どの種類にも消化促進と腸内ガスを減らす作用があり、ハーブティーにして飲むとおいしく効果的。
すっきりとしたメントールの香りが特徴的なミントですが、中でもペパーミントにはメントール分が多く含まれ、殺菌・坑ウイルス・発汗作用があることが知られています。どのミントも、葉と花のさわやかな香りと清涼感のある風味を生かし、料理や菓子のアクセントに使われます。
○ミントの精油○
ミントの精油は枝葉を水蒸気蒸留して得られます。メントール分を多く含むためスッとした刺激が強いのが特徴。アロマテラピーだけでなく、フレグランス、食品香料によく使われます。清涼感に甘味の混じった香りは、ハーバルな香りのイメージにぴったり。
ペパーミントの精油が一般的ですが、ハッカ、スペアミントなど、他の種類の精油もあります。
○育て方○
★苗の入手
苗を手に入れて育てるか、挿し木ができます。苗の植え付けは春か秋が基本です。
種をまくこともできますが、ミントはたいへん交雑しやすく、種をまいて育てると、株によって香りにばらつきがでるので、苗から育てるのをおすすめします。
★上手な育て方
強健なので、どんな土でも、半日陰でも良く育ちますが、反面はびこりやすいので、地植えはあまり勧められません。地植えにする場合は、鉢植えのまま土中に植える、農業用ビニールなどで土中に深い仕切りをする、などの工夫が必要です。鉢植えやプランターで育てるのが安心。
《夏越し》
水はけ、風通しのいい場所に植えれば枯れる心配はほとんどありませんが、夏の暑さには弱いので、鉢植えなら、半日陰に移動させましょう。
《冬越し》
寒さには強いので、戸外で越冬できます。
*病害虫
バッタが好みます。うどん粉病にかかりやすいので、風通しのいいところで育てるように心がけましょう。
★増やし方
挿し木で増やしましょう。コップの水にさしておくだけで発根します。
○ミントの収穫・保存の方法○
★収穫
・葉はいつでも好きなときに摘み取ってOKですが、晴れた日の午前中がベスト!株もとから5cmぐらいのところで深く切り取るようにすると、その後の生育が良くなります。
★保存
・乾燥させてハーブティーにする場合は、花が咲き始めた頃が時期的に一番精油量が多くなります。
枝から葉をはずして、葉だけにして、ざるや紙箱に並べて乾かすと早くきれいに乾燥できます。
○さまざまな利用法○
○ ハーブティー
消化を助けるので、食後のティーに。暑い季節は濃いめにいれて、氷の上に注いで冷たくして飲みましょう。
生の場合は1カップに付き、3枝分ほど。乾燥ミントなら、1カップにひとつまみ程度。沸騰したてのお湯をそそいで5分〜7分おいて、十分に味と香りを引き出しましょう。
*注意*
ハーブティーに適したハーブかどうか、参考資料や参考文献でチェックしてから飲んでください。また体にいいハーブでも、薬効があるということは、反対に、妊娠中や、病気によっては適さないハーブティーもあります。
○ 料理
生葉をサラダやお菓子に添える他、生葉や乾燥葉を、ケーキやクッキーに焼き込む。
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ミントと緑茶のブレンド2
モロッコでは、ミントと緑茶をブレンドしたティーを日常的に飲むそうです。それを日本の緑茶でトライ!緑茶と生葉、緑茶と乾燥葉、それぞれ違った味わいです。アイスにしてもおいしい!
モロッコでは、スペアミントを使うようですが、ペパーミントの方がさわやかな清涼感を味わえます。
ミントのシロップ
1カップのペパーミントの生葉をカップ2分の1のお湯に入れ、ふたをして10分ほどおきます。葉をこしとったところに、グラニュー糖カップ2分の1を入れてとろりとするまで軽く煮詰めます。煮立てると香りが薄れてしまうので、なるべく短時間で仕上げましょう。
使い方
・炭酸と割ってミントソーダ。
・焼酎などのアルコールに加えてミントリキュール風なカクテルに。
・紅茶にちょっぴり入れてミント紅茶に。
・ケーキやバニラアイスクリームにかけてもおいしい!
○ ホームメードスキンケア
* スキンローション、ヘアリンス
・ミントのハーブティーは、ボディーローション、フェイシャルローションにもなります。肌のきめを整えて活力を与え、すっきりとさせます。
*ハーブバスに
・生の枝葉をそのままお風呂に浮かべ、夏向きのクールなハーブバスに。
乾燥葉は、ネットの袋やガーゼ布に包んで入れましょう。
注意事項
ハーブに限らず植物に対して、体質や体調によってアレルギーが起こることがあります。なるべくパッチテストをしてから、お風呂に入れるようにしましょう。また、異常を感じたら、すぐに使用をやめましょう。
【今年のつくば農園のオススメ!】
つくば農園今年のお勧めは、太陽をさんさんと浴びて育った甘味のあるメントール感のブラックペパーミントと、アップルミント(ほんのり甘くやさしい香り)。
温室では、洗練されたさわやかな清涼感のスイスリコラミントが、すくすくと育っています。
レモングラス=Lemongrass
レモングラス/学名:Cymbopogon citrautus/分類:イネ科・オオガルカヤ属/高さ:80cm〜120cm・多年草/性質:非耐寒性
○レモングラスはこんなハーブ○
ススキによく似た姿のレモングラスは、葉をもむとさわやかなレモンの香りがします。これは、シトラールという香気成分です。
原産地がインドで夏の高温多湿が大好きなので、寒さには弱いのですが、日本の気候に合うハーブとも言えるでしょう。
東南アジア料理によく使われますが、特にタイのスープ「トムヤンクン」には欠かせないハーブです。ただし、現地で使うレモングラスは熱帯産のレモングラスで、根元が太く育ち、また日本での栽培種と比べて柔らかいのが特徴で、根元を細かく刻んだり、すりつぶしたりして料理に使えます。
日本での栽培種は根元が柔らかくならないので、すりつぶしたりはできませんが、葉をスープに加えたり、ハーブティーにして飲むなど、さまざまに利用できます。耐寒性はないので、一部の地方を除いては室内での冬越しが必要です。
★レモングラスの精油
殺菌力にすぐれ、強いグリーン系のレモンの香りで人気の精油。油性肌に適した精油とされます。敏感な肌に刺激を与えることがあるので、肌に用いる場合は注意して使いましょう。
蚊除けになるので、アルコールで薄めて(2〜3パーセント程度に)、衣服にスプレーするといいでしょう。
レモンバーム=Lemon balm
レモンバーム/学名:Melissa Officinalis /分類:シソ科・セイヨウヤマハッカ属/高さ:30cm~60cm・多年草/開花期:6月~7月/性質:耐寒性
○レモンバームはこんなハーブ○
春早くから芽吹き、晩夏まで柔らかい毛の生えた明るい緑色の葉を繁らせます。その名の通りおだやかなレモンの香りがある葉を、ティーや料理に利用します。枝葉には発汗作用があり、ティーを風邪の予防やひきはじめに飲むといいでしょう。「メランコリーを取り去るハーブ」といわれるレモンバーム。落ち込んだ気分を明るくしてくれるとも。
葉の香りは乾燥させると揮発性の成分が失われやすいので、なるべく生、または冷凍保存したものを使用する。
★レモンバームの精油
アロマセラピーでは、水蒸気蒸留した精油をうつ症状や、不眠症の症状を軽減するために用います。精油の収油率がきわめて少ないため、精油の価格が高いのが難点。またレモングラスの精油などが混ぜものに使われていることもあるので、品質には注意を払う必要があります。
レモンバーベナ=Lemon verbena
レモンバーベナ:Lippia citriodora/分類:クマツヅラ科・イワダレソウ属/高さ:50cm〜120cm・多年草/開花期7〜8月/性質:半耐寒性
○レモンバーベナはこんなハーブ○
固くてざらざらした葉に、くっきりとしたレモンの香りがあります。アンデス地方では、古くからティーや、薬用に用いられてきました。フランスではベルベーヌと呼ばれ、乾燥葉でいれたティーは、人気のハーブティーです。消化を助け、精神の緊張をゆるめ、リラックスさせるとされます。飲み物に浮かべて香りを楽しむのもいいでしょう。
アルゼンチン、チリの温帯地方が原産で寒さは苦手ですが、関東以西では、防寒すれば越冬も可能です。
★レモンバーベナの精油
さわやかなレモンの香りで、香水製造などにつかわれます。マッサージに使うと、消化不良を軽減したり、ストレスを緩和させるといわれます。肌の弱い人は刺激を感じる可能性がありますので、注意して使いましょう。
レモンバーベナの精油とされるものには、レモングラスオイルなどが混ぜものとして使われることが多いので、信頼のおける精油会社から手に入れるほうが安心です。
○育て方○
★苗の入手
レモングラス、レモンバーム、レモンバーベナのいずれも、苗を手に入れて育てます。レモンバームとレモンバーベナは挿し木も可能。
苗の植え付けは春が基本です。レモンバームは秋もOK
★上手な育て方
A. レモングラスとレモンバーベナ
寒さに弱いため、春に植え付けて11月頃まで戸外で育てた後、軽く刈り込んで室内の暖かい日当たりのいい場所にとりこみます。
地植えにしたほうが大きく健康に育ちますが、冬季に取り込むのが不便なため、はじめから鉢植えで育てるのも便利でしょう。
日当たりと風通しのいい場所で育てれば、簡単に育つハーブです。
《夏越し》
暑いのは好きなハーブなので、日当たりのいいところで、水切れを起こさないように育てましょう!時々コロコロの固まり状の有機配合肥料を鉢の土に押し込むように置いて、追肥しましょう。
《冬越し》
レモングラスは寒さに弱いので、室内で越冬。レモンバーベナは、鉢植えなら暖かい軒下で越冬できます。暖かい地方では、路地に地植えしている場合に、株もとを敷きわらなどで保護するだけでも大丈夫。
*病害虫
ほとんど心配ありません。
★増やし方
レモングラスは、株分け。レモンバーベナは挿し木で増やします。
★収穫
レモングラスは、根元から5cm程度のところで葉を切り取って収穫。
レモンバーベナは、葉を枝ごと剪定を兼ねてカットして収穫。
★保存
生葉で使う場合はなるべく摘み立てが基本ですが、冷蔵庫の野菜室でもOK.
どちらも乾燥保存できます。
B.レモンバーム
柔らかな葉でか弱く見えますが、以外にたくましいハーブ。日当たり、水はけ、風通しのいい場所に植えれば枯れる心配はほとんどありません。
性質が強く、日当たりを好みますが、半日陰でも育てることができます。種子を蒔いて育てることもできますが、めったに枯れることもないので、香りのいい苗を選んで買い、鉢植えか地植で育てるといいでしょう。
《夏越し》
葉が柔らかく大きいため、真夏はたっぷりと水やりをする必要があります。温度の高い日中に水やりをすると、葉が黒く日焼けしてしまうことがあるので注意。真夏に半日陰になる場所で育てるといいでしょう。肥料は適度に必要ですが、多すぎると葉が肥大し、香りも劣ってしまうようです。
《冬越し》
寒さには強いので、冬期の保護は必要ありません。むしろ寒さに十分に当てることで、春の萌芽の勢いが良くなります。
*病害虫
バッタが好んで食べます。
★増やし方
挿し木で増やしましょう
5〜7月ぐらいが最適です。小玉の赤玉土を十分湿らせて、7〜8cmの小枝を挿します。
★収穫
生葉を使う場合は、その都度必要なだけ枝ごと切り取る。梅雨時に蒸れて株が弱りがちなので、梅雨前に剪定を兼ねて収穫する。枝ぶりを整えるように、深めに剪定する。
★保存
香りは失われがちですが、保存乾燥保存するなら、花が咲き始める時期が最適期。株元から刈りとった後、葉は枝からはずしてざるなどに広げてなるべく早く乾かす。短期間なら、香りの失われにくい冷凍保存もおすすめ。
夏に白からクリーム色の花を咲かせたあとは地上部が枯れてしまいますが、根元から刈り込んでおけば、すぐにまた新しい芽がでてきて、葉を繁らせます。このように真冬を除き、年中収穫できるのが特長。
○さまざまな利用法○
○ ハーブティー
★フレッシュ
レモングラス、レモンバーベナ、レモンバームとも、生のハーブティーが最高においしい!
作り方は:ポットに洗った生の葉を適当量(葉の香りによって加減)いれ、沸騰したてのお湯を注いでふたをして、5〜8分待って飲む。
アイスにする場合は、濃いめにいれて、グラスに入れた氷の上に注いで。
★ドライでも
レモンバームは乾燥すると香りが薄くなってしまうので、生葉がおすすめ。レモングラスとレモンバーベナは乾燥させてもおいしいハーブティーになります。
*注意*
ハーブティーに適したハーブかどうか、参考資料や参考文献でチェックしてから飲んでください。また体にいいハーブでも、薬効があるということは、反対に、妊娠中や、病気によっては適さないハーブティーもあります。
○ 料理
レモングラス:
東南アジア系のスープや煮込みに良く合います。ナンプラーやにんにく、唐辛子、コリアンダーと特に相性◎です。
レモンバーベナ:
スープの香りづけに。細かく刻んでクッキーに焼き込む。
レモンバーム;
エスニック風サラダに、生葉を。
細切りにして、鶏肉の挽肉と混ぜ、東南アジア風つくねに。
○ ホームメードスキンケア
* スキンローション、ヘアリンス
レモンバームのティーは、マイルドで肌をしっとりとさせるスキンローションに。
冷蔵庫で保存して、2〜3日で使い切りましょう。
*ハーブバスに
・レモングラス、レモンバーベナ、レモンバームの生の枝葉をそのままお風呂に浮かべ、シトラスな香りのハーブバスに。
乾燥葉は、ネットの袋やガーゼ布に包んで入れましょう。
注意事項
ハーブに限らず植物に対して、体質や体調によってアレルギーが起こることがあります。なるべくパッチテストをしてから、お風呂に入れるようにしましょう。また、異常を感じたら、すぐに使用をやめましょう。
【今年のつくば農園のオススメ!】
つくば農園の温室で、レモングラス、レモンバーベナ、レモンバームが、生き生きと育っています。屋外のレモンバームは刈り込んだ後で短くなっていますが、香りは強く、甘く、さわやか。今後また、たくましく育ってくる様子です。
レモンの香りのハーブとミント、ローズマリー、タイムなどを組み合わせてさわやかなフットバスなどいかがでしょう。
《caon サロンスタッフへアドバイス》
《レモン系ハーブとミント》
ミント、レモングラスとレモンバーベナは乾燥させてもいい香りが残るので、農場から送られてきたものが残ったら、ぜひ、乾燥保存してください。
生のハーブが調達できなかったときに役立ちます。もちろんハーブティーにもなります。
ミントは枝から葉をはずして葉だけで乾燥させます。
レモングラスは、はさみで5cm程度に切って乾かすと早く乾きます。
レモンバーベナは枝から葉をはずして乾燥。
レモンバームはうまく乾燥できないこともありますが、枝から葉をはずして葉だけで乾燥させるとうまくいきます。
●肌の敏感な方には、レモングラス、レモンバーベナよりも、レモンバームを使った方が安心です。
●モンモリロナイトのクレイに、レモンバームやミントをみじん切りにしたものを混ぜてフェイシャルマスクに。はちみつを混ぜるとしっとり感が増します。
油性肌でしっとりとさせたいときは、ヨーグルトをミックスして。


